zabbixで障害発生時にメールを送るための設定

■ zabbix側の設定①
メールそのものの設定
□ メディア(Email)の設定
① 管理ーメディアタイプを選択
② デフォルトで登録されている「Email」を選択
③ 「SMTPサーバ」の欄に「127.0.0.1」と記述する
localhostのままでは名前解決できなかった
/var/log/zabbix/zabbix_server.logでエラーを確認
④ 「更新」ボタンを押下する

□ メールを受信可能な権限を持つユーザグループの設定
ユーザグループの作成
① 管理ーユーザグループーユーザグループの作成
② グループ名を設定する
~権限を設定する~
③ ①で遷移した画面の「権限」タブを選択
④ 「選択」ボタンを押下し、全てのホストグループを選択する
⑤ メールは「表示」に分類されるので「表示のみ」を選択
⑥ 追加リンクを押下する
⑦ 追加ボタンを押下する
f:id:Saw84:20190110164522p:plain

□ メール受信可能なユーザグループに所属するユーザを作成する
① 管理ーユーザーユーザの作成
エイリアスを設定する(エイリアス=ユーザ名)
~権限を設定する~
③ 「グループ」に「ユーザグループの作成」で作成したグループを選択する
④ パスワードを設定する
~メディアを設定する~
⑤ メディアタブを選択する
⑥ タイプ「Email」を選択
送信先メールアドレスを入力し「有効」にチェックを入れる
⑧ 「追加」ボタンを押下する

■ zabbix側の設定②
□ トリガーの設定
トリガーに起因してメールを送信するという設定をするため、トリガーを作成する
① 設定ーホストを選択
② 監視対象の「ホスト」の「トリガー」を選択
※ 今回は[105]graylog(Ubuntu)を選択
③ 「トリガーの作成」ボタンを押下
④ トリガー名を記入し、条件式の「追加」ボタンを押下
⑤ 作成済みのアイテム「zabbix senderテストアイテム」を選択
※ アイテムを制作した回の記事


⑥ 以下の画像のとおり設定し「挿入」ボタンを押下
f:id:Saw84:20190110164550p:plain
※ 結果の値「0」を渡すと障害として検知されるように設定している
⑦ 深刻度[軽度の障害、重度の障害、致命的な障害]等の中から選択(後のアクションの設定で使用する)
⑧ 「有効」にチェックを入れ「追加」ボタンを押下

□ アクションの作成
条件に該当するトリガーが発生したとき、アクションを起こす設定をする
① 設定ーアクションーアクションの作成
② 名前を記入し、新規条件欄を以下のように設定する
f:id:Saw84:20190110164613p:plain
※ トリガーの深刻度が、「トリガーの設定⑦」で設定した深刻度に該当するように設定する
③ 「追加」ボタンを押下

■ zabbixの設定確認
作成したアイテム
graylog→zabbix
https://blog.hatena.ne.jp/Saw84/saw.hateblo.jp/edit?entry=10257846132681294333
の値が「0」の時、障害として検知されるか確認する
① 監視データー障害ページを開いておく
② アイテムの値が0になるようにコマンドを叩く
例:zabbix_sender -z 127.0.0.1 -s 105graylog_Ubuntu -k zstestitem02 -o 0
③ 以下のように表示されることを確認
f:id:Saw84:20190110164716p:plain
※ 深刻度が設定したものになっているか、アクション欄送信先ユーザが設定したユーザになっているか、ステータスが「送信済」になっているか
エラーが発生している場合/var/log/zabbix/zabbix_server.log等を参照し、エラー内容を確認する
④ 実際にメールが届いているか確認する
※ サーバ上の対象のユーザのメールディレクトリから確認する